宝の地図

宝の地図/P3 w27.3 x h19 cm/油絵の具、ペンキ、キャンバス/2020年

Gallery Café 3さんでの展示「性質は景色を見る」が無事終わりました。
今年はウイルスの影響で、予定通りというわけにはいきませんでしたが、そんな状況の中、たくさんの人にお越しいただきました。
気にかけてくださるみなさんから、たくさんの力をもらいまして、また制作に励みます。ありがとうございました。

性質は景色を見る。私という性質、人間という性質、その性質がこの景色を見ている、認識しているという感覚。昨年、父を亡くしました。どこにもいなくなったわけですが、その性格を覚えていて、その心を感じるということがありました。そのことについて考えて見えてきた世界を、今回一連の絵にしました。
人には人の、虫には虫の、石ころには石ころの性質があり、景色を見ている、世界を感じている。サッカーの試合や鬼ごっこ、家族単位での行動など、個人を越えて同じ景色を見る感覚が感じられることもあります。存在するもの、性質のあるもの、すべてのものごとが、それぞれなりに景色を見ているのだろうと思いあたりました。空手や茶道などの、型から心を学ぶことにも、似たような認識を感じます。性質、方向性、心、そして未来を調整する。道が開け、世界の見え方が変わりました。