ボーナス
四日市の「ビーフカレーと喫茶 月待」さんへ。店内に山の絵を飾ってもらってます。2024年の自分へのボーナスにカレーとコーヒーをいただいてきました。当日だと入れないこともある人気店なので予約して行ってきました。高級なお店のイメージがありますが、内容を考えると安いぐらいですね。カレーの写真は、先に出してもらったボリュームのあるサラダはもう食べ終わっていて、ピクルスの残りと出てきたカレーの図です。ビーフを大満喫してきました。ごちそうさまでした。
帰り道にすぐそばにある志氐神社へ。大きな木があるかっこいい神社です。年越しの準備が終わっていました。名残惜しいですが次に気が付いた時には、今年はもう終わっていると思います。2025年、山の絵を多くの人に届けられるよう、展示をたくさん予定しています。
みなさま、今年もお世話になりました。健康で幸せな良いお年をお迎えください。
人間の未来
気が付けば、ホームページを作ってから今年で20年が経っていました。20周年、今日初めてここに来られた方も、昔から見てくれている方も、感謝申し上げます。20年前、当時は金沢に住んでいて、九州へのバイクの旅から戻った時にホームページを作りました。壊れた安いおもちゃのような、若かりし頃の自分が懐かしく思い出されます。
時代はずいぶん変わりました。AIが普及し始め、今まで以上に将来を予測できない時代に突入しました。どんな未来になるのでしょうか。佐野予想、おそらく人間は「欲望を糧としてお金を循環させ、電力を作り出すための生き物」として、AIの道具となるのだと思います。巧妙に支配され、道具としての人間から自由になることは困難を極めそうです。
流れの中にあって、立ち止まって考えるとか、お金にはならないけど、心からあふれてくる表現の衝動とか、人の物差しで測らず、自分の考える価値を信じることなど、支配者のAIの道具としては不良品と思われるような人間、アーティストと呼ばれるような人を、これからはいっそう大事にしていくべき時代が来るのだと思います。人間が道具ではなく、人間として自由に生きる未来のために、その一歩として、もっと身の回りにある文化に目を向けて大切にしていきたいです。
ホームページを作ってから20年が経ちましたが、絵描きとしてまだまだですね。あの頃からあんまり変わってないようですが、少しずつですが前に進んでおります。また20年後には、ましな感じになってきているといいなと思います。長い目で見て応援していただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
秋分
先日長野に行った時に、松代焼という長野県伝統的工芸品に出合いました。地元の土と、天然素材で調合した釉薬による、素朴な青緑色の焼き物です。とても好きな色で、しかも山の景色が連想される色でした。家に帰り、とりあえず手元にあった作品に手を加えて、その影響を反映させました。
その作品を今回、地元の市民作品展で飾ってもらってます。四日市市の市民美術展、教室の生徒さんと一緒に、なるべく毎年出品しています。みなさん気持ちのこもった作品ばかりで、心が洗われる展覧会です。今回は賞をいただき、末席に加えてもらいました。
第51回 四日市市美術展覧会
2024年9月28日(土)-10月6日(日) ※30日(月)休館日
10:00-18:00 ※入館は17:30まで・最終日16:00閉館
入場無料
四日市市文化会館
三重県四日市市安島二丁目5-3
主催 四日市市
協賛 公益財団法人岡田文化財団・株式会社シー・ティー・ワイ・一般社団法人四日市市文化協会